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株式会社UACJとUBC加工処理の協業に向けた基本合意書を締結

山一金属株式会社は、株式会社UACJ(代表取締役社長:石原 美幸、以下、「UACJ」)と、UBC(使用済み飲料缶)の加工処理に関する事業の協業に向け、両社で検討を進めていく旨の基本合意書を11月4日に締結しました。

UACJは、グローバルに事業を展開する日本発の総合アルミニウムメーカーで、グループ内に板、自動車部品、押出、箔、鋳鍛、金属加工の6つの事業を持ち、飲料缶、自動車、IT機器、空調、航空宇宙産業などの幅広い産業分野にアルミニウム素材を供給しています。2021年3月期の売上高は約5,700億円に上り、全世界で約9,700人もの従業員を雇用しています。

同社は、「素材の力を引き出す技術で、持続可能で豊かな社会の実現に貢献する」を企業理念として掲げており、長期経営ビジョン「UACJ VISION 2030」には、「2030年までにCO2排出量を22%削減する」が目標の1つに設定されています。

一方、私たち山一金属は「環境、資源、社会との共存共栄」という企業理念を掲げ、特にCAN to CANのアルミ缶リサイクル事業を主力として、環境改善活動に取り組んできました。当社の目指す方向性とUACJの企業理念や事業方向性が一致したことから、本合意書の締結にいたりました。本取り組みを通じて、今後も精力的に「持続可能な社会の実現」に挑戦していきます。