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ナカメチャレンジコップ 2023 アルミカップ リサイクルへの取り組みについて

都内有数の桜の名所として有名な、目黒川沿いの桜並木

3月21日から4月7日までの期間、中目黒の「FUNAIRI-BA」(目黒川船入場 広場)にて約1万個のエコカップを活用して、“使い捨てプラスチックカップゼロ”を目指す「ナカメチャレンジコップ2023」が開催され、アルミカップをリサイクルする事業者として視察に伺いました。

桜祭り期間中に、キッチンカーで賑わう「FUNAIRI-BA」

会場内では、アサヒユウアス(本社 東京、社長 高森志文、以下 アサヒユウアス)より3種類のエコカップが採用され、利用者にデポジット制(500円)で貸し出されました。ビールを購入した消費者が、以下3カップを選択できるシステムでした。①株式会社UACJ(本社 東京、社長 石原美幸、以下UACJ)が普及展開する永久循環が可能な「アルミカップ」、②JFEスチール株式会社(本社 東京、社長 北野嘉久、以下JFE)が企画立案した何度でも循環できる鉄製エコカップ「ECOFeel CUP」、③植物繊維を主とした「森のタンブラー」。

会場内で使用する3種類のドリンクカップ

ドリンクカップを案内するショップ定員さん

UACJは、アルミカップを約5,000個提供します。回収後のカップは、山一金属でリサイクルされタブレットへ加工します。今回のイベントでは、利用者にアルミカップの軽量性や熱伝導性の高さといったアルミニウムの特長を体感してもらうとともに、アルミカップの会場でのリユース・回収を使い捨てプラカップの削減に貢献する狙いがありました。

展示スペースでアルミ缶リサイクル工程を紹介するパネル

この「ナカメチャレンジコップ 2023」は期間中使い捨てプラカップの削減数は5974個、約0.42トンのCO₂削減に成功したそうです。

今回の視察において、環境改善に力を入れている企業や自治体が協力し合って成果を上げている様子に感銘を受けました。私たち山一金属も、アルミ缶とする水平リサイクルを加速させることで、さらなるCO2削減と産業廃棄物削減を目指し、地球上の様々な環境、社会問題を解決するためこれからも邁進していきます。

参照:ナカメチャレンジコップ2023
参照:UACJと合弁会社設立 山一金属独自のアルミ缶リサイクルシステムを提供。