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2024/07/18
2026年までに全工場の電力を再生可能エネルギーへ、静岡ガス&パワーと基本契約を締結
調印式にて握手を交わす、(左)上木社長(静岡ガス&パワー株式会社)と(右)大賀専務(山一金属)

全工場の電力を再生可能エネルギーで

アルミリサイクルを手がける山一金属株式会社は、持続可能な社会の実現に向け、当社の全工場の電力を再生可能エネルギーに切り替えます。別の場所で発電された再エネ電力を購入するスキーム「オフサイトPPA(電力購入契約)」を約2年かけて構築し、この度、静岡ガス&パワー株式会社とその基本合意書を締結しました。

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静岡新聞社編集局管理部許諾済み

通常は、静岡ガスグループが発電した太陽光発電の再エネ電力を使用し、悪天候時は、その分の非化石価値を市場から購入して再エネ100%を目指します。これは全国のアルミリサイクル業において、初めての試みです。

2026年度、自社工場のCO2排出量を実質ゼロに

2026年度を目標に全工場へ再エネ電力の供給を受けることで、年間5200トン相当のCO2削減を見込みます。自社工場のCO2排出量を実質ゼロにし、持続可能な社会を実現するとともに、リサイクルアルミの価値を向上させることを目指します。

報道陣の質問に答える大賀
左から、上木社長(静岡ガス&パワー)、内藤常務(静岡ガス)、大賀、中村、岩崎

オフサイトPPAとは

遠隔地に設置したPPA事業者(太陽光発電設備の運用・管理・保守を行う事業者)から、小売電気事業者を介して送電し、その電気を購入して使用する、自家消費型太陽光発電モデルです。

オフサイトPPAによる再エネ電力調達は、発電設備設置の必要がなく、初期コストを抑えられるメリットがありますが、契約ハードルが高く導入している企業も大手企業が中心です。弊社では21年ごろから、脱炭素に向けた自家発電計画の構想がありましたが、設備面やコスト面の課題が解消できず、静岡ガスグループが始めたスキームに着目しました。

当社は今後も、環境負荷の軽減と持続可能な社会の実現に向けた取り組みを積極的に推進してまいります。本合意を契機に、さらなる革新と発展を目指し、全社員一丸となって努力してまいります。

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