UACJと合弁契約 / UBC購入 月2,000~2,500トン増
2025年7月30日付の日刊産業新聞に、山一金属株式会社(本社:静岡県長泉町)の取り組みが紹介されました。

記事では、当社がアルミ大手UACJと合弁会社の設立準備を進めていること、そして使用済みアルミ缶(UBC)の購入量を月2,000~2,500トン規模に拡大していく方針が紹介されています。
さらに、国内最大手のアルミ缶メーカーと連携しながら「CAN to CAN(水平リサイクル率の向上)」を推進し、首都圏に加えて日本海側へも回収ネットワークを広げていく計画についても取り上げられました。
今回の掲載は、山一金属が進める「持続可能な循環型社会の実現」と「安定した原料供給」に向けた挑戦が、地域・業界から高く注目されていることの表れだと考えております。
当社は今後も皆さまのご期待に応えられるよう、より一層リサイクル事業の拡充に努めてまいります。
リサイクル技術を追求 「原料100%使い切り循環」を目指して
2025年8月6日付の日刊産業新聞に、山一金属株式会社(本社:静岡県長泉町)の取り組みが紹介されました。記事では、当社が掲げる「原料を100%使い切る循環」をテーマに、使用済みアルミ缶(UBC)を中心としたリサイクルの現状と今後の展望について詳しく取り上げられています。

記事内では、大賀丈久専務がインタビューに応じ、以下のポイントを語っています。
- UBCリサイクルの特徴
回収した使用済みアルミ缶をフタと胴体を分離して、再びアルミ製品の原料として循環させる取り組みは、CO₂削減や資源の有効活用につながる。魚料理で例えるなら、皮から内臓、風呂子、うろこ、骨に至るまで全てを提供する - 技術面での挑戦
樹脂や異物の除去、歩留まりの改善など、高度な分別・精製技術をさらに進化させていく。
「原料を無駄なく活かしきることが、山一金属の使命」とコメント。 - 供給の安定性と将来像
集荷ネットワークや加工体制を強化することで、供給量の安定を図りつつ、新たな用途や市場の拡大も視野に入れている。
「原料100%使い切り循環」は、当社が長年追求してきた理念を象徴するものです。
今回の掲載は、山一金属の技術力と姿勢が業界から高く評価されていることの表れであり、当社は今後も循環型社会の実現に貢献すべく取り組みを進めてまいります。